我らが母校、湘南学園は今年80周年を迎えます。個性を尊重した自由教育を掲げて80年前に誕生した湘南学園、風光明媚な湘南の地にユニークな存在として発展して来た湘南学園、そして卒業生に多くの思い出をくれた湘南学園。しかし今、時代の流れは私立学校に大きな試練を課しています。少子化、公立高校の無償化などにより厳しい競争に晒され、生徒募集もままならない事態が起こりつつあります。このまま競争に負けて母校が消滅したり、どこかの学校に吸収されたりするのは嫌ですよね。しからば湘南学園をもっと魅力溢れる学校にしよう、是非あそこで学びたいと思わせる学校にしようというのが学園の理事会、教職員、PTA、後援会、そして我が同窓会の願いであります。この学園を取りまく各団体が協力して「チーム湘南学園」を形成し、今年の80周年を新しい学園造りに取り組むきっかけにしようと計画したのが80周年記念事業です。

記念事業は次の三つの柱があります。

1. 小学校の改築
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まず足下を固める事業です。古い校舎は大地震等にも不安があり、防災の意味でも必要な改築ですが、同時に素晴らしい学びの環境を造り出すべく、世界最先端の学校建築を取り入れた新しい校舎がすでに完成しています。明るくオープンな雰囲気の素晴らしい学び舎は新しい学園の前奏曲です。お時間のある方は是非見学して下さい。

2. 80周年記念館の建設

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湘南学園が長い間欲しかったもの、湘南学園が整備しなければならないもの、そして同窓会が長い間欲しかったもの、すなわち、カフェテリア、資料展示もできる共用スペース、そして同窓会室です。それらを全部まとめて作ってしまおうというのが記念館です。これも学園の将来への布石です。このカフェテリアが生徒達の食育の場となり、学園の新しい特徴、魅力の一つとなるでしょう。


記念館の概要は次の通りです。
① 建物の面積;総床面積530㎡、共用スペース60㎡、同窓会室35㎡
② 総工費;約1億円
 (東日本大震災の影響で建築費が高騰し予算をオーバーする懸念があります。)
③ 工期:2013年2月着工、同9月竣工予定
④ 建物の位置:中高校舎の南西側
⑤ カフェテリア収容能力:約200席

この記念館の建設費用は5000万円を学園が拠出し,残りはご寄付を仰ぎます。(「松ぼっくり募金」ご協力のお願いをご参照下さい。)

同窓会室
記念館には前述の通り同窓会待望の同窓会室が開設されます。今まで同窓会は拠点が無く、資料も個人の家に分散して保管したり、連絡も資料作りも個人のパソコンを使わせていただいたり大変不便な思いをしてきました。やっと同窓会の拠点を設けて名簿の整理、会員への発信などを本格化することができ大変ありがたいことだと思っています。同窓会室はできるだけ同窓会の幹事が常駐し、母校を訪ねていただいた同窓生との歓談の場としてもご利用いただきたいと考えております。

資料展示コーナー(共用スペース)
湘南学園の歴史や文化に関する資料を保管、管理、展示し、在校生、教職員、保護者あるいは受験生やその保護者に学園を深く理解していただくための一助となります。基本的には資料の展示場として使用され、折に触れて展示内容を変化させたいと思います。また、同窓生の作品展示や個展などもできればと思っております。

カフェテリア
近年、教育の場において食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることが重要とされ、湘南学園では積極的な「食育」の充実に取り組んでいます。生徒達の食堂として利用されるカフェテリアでは、食材や産地、栄養バランスなどを考慮した食事を提供するべく準備を進めています。

以上が記念館の概略ですが、折角の記念館を有効に使おうではありませんか。

3. 教育振興基金の創設

80kinen gaiyou 4さて、学園の将来を考えるうえでさらに魅力ある特徴を追求する必要があります。学園が数年来取り組んでいる”国際教育”はそうした動きの一つです。世界はすでにグローバル化の時代、これからの若者は世界中の人々と共に仕事をし、理解し合い、親睦を深める時代です。まず自分の意見を持つ、そして他国人と堂々と議論をすることが求められます。勿論、日本の良き文化を世界に正しく広めることも大事でしょうし、同時に他国の文化を正しく理解し受け入れることも大事です。そうした能力の開発のために、学園はオーストラリア、アメリカ、カナダ、英国、韓国、中国などの海外研修や交換留学制度を始めていますし、長期留学を奨励するなど国際教育に力を入れ始めました。それに伴い、当然のことながら英語教育の充実も求められます。湘南学園の卒業生は英語がペラペラなんて素敵ではないですか。しかし、国際教育の充実にはコストもかかりますし、海外研修などにも補助があればより多くの生徒が参加出来ます。こうした新しい学園の魅力を支えるためにも、補助的な財源があったら良いなという思いから、教育振興基金の構想が生まれました。この使い途は今後関係者によって協議されますが、各種の奨学金や食育の推進その他学園の魅力を増す様々なことに拡がって行くでしょう。

当面の目標は5000万円、これも中学第1回生の森稔氏をはじめ皆様からのご寄付によって初めて可能になります。80周年はこの教育振興基金の創設の年、今後10年間をかけて基金を充実させていく計画です。皆様の末永いご支援をお願いいたします。