クラス会報告Class
中学１期生「第２回野球部ＯＢの集い」が催されました
過日、湘南学園中学１期生による「第２回野球部ＯＢの集い」が開かれました。
御年８１歳になられる大先輩より寄せられたご報告とともに、貴重な当時のお姿などもご紹介します。
湘南学園中学第１期生
「第２回野球部ＯＢの集い」
気がつけば第１回目のＯＢ会からはや四半世紀、年も年だしみんな大丈夫かなと声をかけたのだが、藤沢の会場へ元気に集まったのは、宇佐原主将(学園中学卒業後、湘南高校に進学し選抜高校野球に出場)、主戦投手、主力選手、補欠も含めて計７名。
再会を祝す乾杯ももどかしく、われわれの会話は一気に野球部時代の思い出話へとタイムスリップしていった。
我が野球部が創設されたのは、昭和２３年秋、中学２年の時で、当時のクラスわずか３０名の中から誕生したのである。
その、ひ弱な野球部をコーチしてくださったのが父兄であった飯島永弥さん。しかし、放課後の練習はきつく、唯一の楽しみは練習の終了後、有志の女性が蒸かしてくれたさつま芋の美味しさは今でも忘れてはいない。
だが、われわれはいつまでもひ弱なチームではなかった。
翌昭和２４年秋、藤沢地区の大会で藤沢商業を５対４、鵠沼中学を３対２で撃破、ついに決勝戦へと勝ち進んだのである。
決勝の相手は、神奈川県でも無敗の記録を持ち、のちにプロ野球の外野手として活躍した衆樹資宏(もろき すけひろ)君を擁する強豪、藤沢一中であった。
残念ながら決勝戦は３対０で敗れてしまったが、野球部設立１年そこそこでここまできたのは、われわれにとって大きな誇りであり、これぞ湘南学園魂の発露であったと自負出来るものであった。
若かりし日の心に戻ったわれわれの思い出話は尽きることはなかったが、また来年の再会を約して散会となった。
次回はご都合で来られなかった１期の方々、また、苦楽を共にした２期、３期の方々にも、来年は是非ご参加して頂きたい。
共に若かりし日々の思い出を分かち合おうではありませんか。
（お問い合わせ先 町田芳章 TEL ０３－５６５８―６９３１）
■開催日 平成２７年９月９日（水）
■会場 藤沢 煌蘭（さいかや８階）
■出席者 宇佐原 矢内原 町田 川之辺 柏木 松田 内山
